富士登山に思う。
友人に誘われて富士山に登ってきました。
夜登りはじめて、山頂でご来光を拝もうという計画です。
私が以前登ったのは1994年8月のことで、まだ、山頂に測候所のドームがあった頃です。
14年ぶりの富士登山です。
今年は富士山ブームらしい。
富士登山に関する雑誌が書店に5,6種類も並んでいる。
アウトドアショップにも富士山コーナーがあり、酸素缶、他、登山用品一式が、並べられている。
多少の混雑は覚悟していた。が、これほどとは思わなかった。
七合目から渋滞が始まっていた。
登山道が人で埋まっている。
2、3歩登っては止まり、の繰り返し。
ただ、天気が良かったので星がきれいに見えていて、夏にオリオン座を見たのは初めてです。
時々流れ星も見えました。
山頂でのご来光をあきらめ、本八合目付近で拝むことに。
地平線付近に少し雲がありましたが、雲海のむこうから登る太陽を拝んでから再び山頂を目指して出発する。
河口湖口五合目を20時に出発して、翌朝7時に山頂に到着。
休憩も含めて、11時間もかかってしまいました。
以前登った時は山頂付近で少し渋滞しましたが、今年の混雑ぶりはひどすぎます。
山頂から登山道を見下ろすと人の列が延々と続いています。
これは圧巻です。まるで巡礼者の列です。
富士山頂は、聖地なのだと思いました。
この日一日で何人の人が山頂にいたのだろうか?
そして、山頂に着いて何を思ったのだろうか?
日本一の山、富士山万歳!
2008. 8.20 shimamura